Yahoo!JAPANが、iPhone/iPod touch/iPad用地図アプリ「Yahoo!地図 4.0」を、App Storeにて無料配布を開始しています。

Ver.3.5.5までは画像ベースの地図でしたが、Ver.4.0からは、iOS標準マップ、Googleマップ同様にベクターベースの地図に変わり、軽くそして見やすくなりました。

現在地ボタンをダブルタップすると進行方向表示に変わり、２本指で地図を回転することが可能になりました。

地図アプリは、Safariで検索するように使用頻度が高いジャンルのアプリですが、Yahoo!地図 4.0では、現在地情報だけでなく現在時刻を考慮した検索結果で表示してくれるようになりました。

例えば、レストラン、居酒屋・バーといったお店検索では、現在時刻を元に、お店が開いているのか？、または、営業時間を知る事が出来るようになり、オレンジが営業中、グレーが営業時間外、グリーンが営業中情報なしといった感じで、一目で把握出来るようになっています。

駐車場検索では、満車なのか空きがあるのかを色で表示してくれるので、駐車場に付いたけど満車で時間を無駄にする事が少なくなると思います。

ホテル検索では、PC版のYahoo!地図と同様に、アプリから直接ネット予約が出来るようになっています。

ホテルピンをタップすると画面下にホテル情報が表示されるので、それを上にスワイプするとホテル情報と一緒にネット予約画面が表示されます。

ただ、ピンをタップして情報表示の方が自然な気がするので、ここは改善して欲しいと思っています。

ルート検索では、振動検知をオンにすると、iPhoneの動きを検知して、文字が大きくなり、拡大／縮小ボタン、現在地ボタンが大きくなります。

同時に検索メニューや、各種設定などは非表示になり、ながら検索防止も可能になっています。

ベクトル地図に変わった事で、バードビューボタンをタップするか、２本指で下から上にスワイプすると３D表示に切り替わります。

こうした立体ランドマーク認識は、地の利の無い地方旅行などで、目標とする建物を視覚的に知ることが可能なため、結構便利です。

階段ボタンまたは、リストメニューの地下街をタップすると、駅などの地下街マップを表示させることが出来ます。

こうした地下街表示は、国産アプリならではの機能で、名古屋など複雑な地下街を移動するのに便利です。

メニューから雨雲レーダーをオンにすると、現在地から60分先までの雨雲の動きを地図上に表示させることが出来ます。

検索メニューの下に表示されるスライダーを動かす事で雨雲の動きを予測表示させることが可能なため、移動先で傘が必要か？などを知ることが可能になりました。

これ、結構重要な表示機能ではないかと思います。

メニューから距離計測をオンにして、目的地をタップし、次に到着地をタップすると、その間の距離を測ることが出来ます。

縮尺寸から距離を計算する必要がなくなり便利になったのですが、yubichizのように、指でなぞって道のり距離測が出来た方が、より正確に知る事が出来ると思うので、機能追加して欲しいと思います。

Yahoo!地図検索では、Yahoo!検索のような、住所くだり検索、ジャンル検索、音声入力など様々な検索を行う事が出来ます。

単にメニュー検索すると、現在地情報を元にした店検索を返してくれます。

例えば「ひつまぶし」で検索すると、地図上に「あつた蓬莱軒」といったレストラン情報が表示されるといった感じです。

イベントをキーワード検索すると、そのキーワードから必要な情報を予測して検索結果として表示してくれます。

ここで「クリスマス」キーワード検索すると、ケンタッキーとレジャー施設に加えてラブホテル情報が表示されます。

「クリスマスに必要な情報ってこれかよ。。」

と思うのは私だけじゃないと思います。