Appleの新型iPad「iPad Air」のベンチマークを「Geekbench 3」を使って計測してみました。

比較対象として、iPad (4th generation)、iPad (3rd generation)、iPad 2、iPad mini、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5、iPhone 4S、iPhone 4、iPod touch (5th generation)、iPod touch (4th generation)のスコア値（iOS 7 & iOS 6環境）を用意しました。

iPad (4th generation)と比較して、マルチコアとシングルスコア値で約1.9倍という結果でした。

Geekbench 3
・iPad Air

次に３D性能を「GFXBench」を使用して計測してみました。

行ったテストは、オンスクリーンで３Dデータをレンダリングして計測する「GLBenchmark 2.5 Egypt Classic HD」と、オフスクリーンで3D性能のみを計測する「GLBenchmark 2.5 Egypt Classic offscreen HD」の２項目です。

iPad AirのGPU性能は、iPad (4th generation)と比べて、オンスクリーンは約16％、オフスクリーンは約13％性能が高いことが確認出来ました。

A7プロセッサは、GPUを２個搭載したA6XプロセッサよりもGPU性能が高いことが分かります。

最後に「SunSpider 1.0.1 JavaScript Benchmark」を使用して、SafariのJavaScriptベンチマーク性能を計測してみました。

結果は、iPad (4th generation)よりも約2.1倍速いという結果となりました。

Webアプリが、従来と比べて２倍速い速度で利用出来ると考えられます。

関連エントリー
・iPad AirのA7プロセッサ最大動作クロックは1.4GHz、メモリ容量は1GB仕様
・iPad Air フォトレポート
・iPhone 5sのA7プロセッサは最大1.3GHz、メモリ容量は1GB仕様
・iPhone 5s ベンチマークレポート（64bit計測値付き）