ティ・アール・エイが、Qiワイヤレス充電機能搭載モバイルバッテリー「cheero Powermix 6000mAh」を発売開始しています。

バッテリー容量は6000mAhとなっています。

ワイヤレスパワーコンソーシアムの認証取得製品で、Qi Ver.1.2.4、Basic Power Profile (5 Watt)、トランスミッターデザインA11仕様となります。

同様量の「cheero Power Plus DANBOARD version -mini-」と比べて37g重くなっていますが、Qiワイヤレスコイルなどを含めた製品と考えた場合、軽量な方だと思います。

本体側面には充電時に接続されたデバイスを自動で認識するAUTO-IC機能搭載を搭載したUSB Aポートが装備されています。

最大充電量は10.5W（5V/2.1A）出力となります。

なお、USB-Cポートも装備していますが、これはcheero Powermix 6000mAh本体を充電するための12Wポート（5V/2.4A）となっており、出力機能はありません。

本体充電するために、別途cheero USB-C PD Charger 18Wなどが必要です。

iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 PlusをQiワイヤレス充電器で充電する場合、背面のガラスが原因で、充電中に通知などを受取り、本体が振動することで落下することがあり、各メーカーは滑り防止策を講じていますが、cheero Powermix 6000mAhの場合は、デバイスずれ防止シールを同梱しています。

シリコン足を貼って対応するという方式ですが、対策がスマートとは言い難いです。

iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plusをcheero Powermix 6000mAhの上に置くだけで充電が開始されます。

なお、Appleの7.5W充電には非対応となり、最大5Wによる充電となります。

cheero Powermix 6000mAhの上に100円硬貨を置き、異物チェック機能を検査してみました。

WPCのQi Version 1.2では異物チェック機能に関する検査項目がありますが、具体的に硬貨を置くという規定はなく、硬貨を置いた場合充電出来てしまう製品がありますが、これは、100円硬貨を載せた場合でも充電が出来てしまいました。