国際商務が販売する、Ambi LabsのルームエアコンをAIコントロールするスマートエアコンコントローラー「Ambi Climate 2」を試してみました。

冷房、暖房、除湿などのモードの他に、自動運転やA.I.機能などが無い低価格ルームエアコンを、人工知能でスマートエアコンコントロールすることが出来る製品です。

Ambi Climate 2は、付属する5W（5V/1A）USB電源アダプタとmicroUSBケーブルを使用して電源を取ります。

USB電源共有できるUSBポートも装備されています。

Ambi Climate 2は、物理リモコンをiPhoneアプリでコントロールできるようになるだけのスマートリモコンとは別次元の製品だと思います。

iPhoneアプリ「Ambi Climate」をダウンロードして、アプリを起動し、位置情報取得を許可し、Ambi Climate 2のWi-Fiに接続し、Wi-FIアクセス設定を行います。

Ambi Climate 2は、2.4GHzのWi-Fiのみ接続可能なため、iPhoneが5GHzのWi-Fiに接続している場合は2.4GHzに接続先を変更するか、接続するためのパスワードを用意する必要があります。

Wi-Fi設定が完了したら、ルームエアコンのリモコンを設定します。

リモコンの型番から検索して設定しますが、もしリモコンが見つからない場合は、リモコンをAmbi Climate 2に向けて、Ambi Climateアプリに手動記憶させます。

手動記録も、冷房、暖房、除湿、送風の４つのモードを記録させるだけで完了です。

今回は、Cool、Heart、Dryの３モードと、Low、Med、High、Autoの４つのファンモードが設定されました。

Ambi Climate 2は、温度、湿度、日差し、エアコンの動作を測定します。

現地の天候と時刻も収集します。

高度な人工知能アルゴリズムによりすべてのデータを分析し、専用の環境を作成する「Ambi Cloud」を、人工知能は、ユーザーの評価から学習し、お使いのエアコンを継続的に自動調整してくれます。

エアコンの使い方のパターンや好み、快適さをもたらす要因は何かなど、エアコンからはより多くの情報を取得し、快適、寒い、暑いなどの感覚評価のボタンで選ぶだけでコントロールできます。

タイマー設定では、タイマーに名前を付け、タイミングの詳細として、時間、曜日が設定できます。

また、快適モード、温度モード、外出モード、オフのモード設定も行えます。

事前に入力した位置情報に基づいて、ルームエアコンをスマートにオンオフすることもできます。

Google HomeやAmazon Echoでの音声操作も可能で、IFTTT設定にも対応しています。

賃貸ワンルームマンションやアパートなどに備え付けられているルームエアコンを、自動コントロールすることで、最適な室温調整できるだけでなく、暖め過ぎや冷やし過ぎを防止してくれます。