ソニーが、4月13日から発売開始するオートポートレートフレーミング機能搭載レンズ交換式デジタル一眼カメラα57」をチェックしてきました。

装着されていたレンズは、DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM ズームレンズ「SAL1855」でした。

α55の後継機で、α65のボディに、有効1,610万画素のCMOSセンサーや約144万ドットの液晶ビューファインダーを搭載、GPS機能を省いたエントリーモデルです。

センサーはα55と同じですが、有効画素数が約10万画素減り、新しいBIONZエンジンが採用されています。

連続撮影優先AEに代わり「テレコン連続撮影優先AEモード」（T12）がモードダイヤルに搭載され、撮影範囲を1.4倍クローズアップ（記録サイズ8.4M）の状態とすることで、フル画素の10コマ/秒より速い12コマ/秒での撮影が可能になっています。

α65の軍艦回りと比較して、モードダイヤルのAUTOの表記がCyber-shot 系のカメラアイコンに変更されています。

背面液晶回りは、α65と変わっていませんが、ズームボタンのアイコン表記が「ZOOM」と文字表記に変更されています。

「トランスルーセントミラー・テクノロジー」により、一眼ならではの位相差検出AFが常に働くため、液晶モニターとファインダー撮影のどちらでも快適なピント合わせが行えます。

縦方向に約180度、横方向に約270度まで回転する「バリアングルチルト可動式液晶モニター」も搭載されています。

サイドの入出力部分もα65と同じで、リモート端子、電源端子、マイク端子、HDMI端子、USB端子が装備されています。

このα57にはGPS機能が無くなっているため、α65のサイドにあるGPSマークは有りません。

Cyber-shot で採用されている全画素超解像技術が搭載され、撮影時に画像を「顔検出」で認識し、バランスのとれたポートレートの構図になるように、カメラが自動で判断して切り出してくれる「「オートポートレートフレーミング」機能が新搭載されています。

なお、画質がRAW、RAW+JPEG設定では有効とならず、JPEG撮影（スタンダード、ファイン）の設定時のみ有効となります。

個性的なアート作品が撮れる「ピクチャーエフェクト」機能、写真の仕上がりを設定できる「クリエイティブスタイル」、写真を3Dの大迫力で楽しめる「3Dスイングパノラマ」などの撮影モードはα65を引き継いでいます。

常にオートフォーカスが働いてピントを合わせる「クイックAFフルHDムービー」、大型センサーによる最大フレームレート60pのフルハイビジョン動画撮影にも対応しています。

α57では、MOVIEボタンがモードダイヤルを「動画」モードに設定した時のみ有効になる機能が搭載されていて、デフォルトではオンになっています。

そのため、録画ボタンを押しても動画撮影はスタートせず、ちょっと戸惑うかもしれません。

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