Fortune Magazineが、インサイド・アップルの著者Adam Lashinsky氏による「How Tim Cook is changing Apple」を掲載しています。

それによると2012年2月にCitibankのリサーチアナリスト達がAppleを訪問し、Peter Oppenheimer CFOのプレゼンテーションの後、Tim Cook CEOによるプレゼンテーションが行われ、様々な質問に対して答えていたそうで、Facebookについては、Appleに最も近い１社の１つとして密接に仕事が出来れば良いと思っていると話したそうです。

Steve Jobs氏とは異なり、ウォールストリートとの親密な関係だけでなく、政府関係者、株主、慈善事業への取り組みなど、成功した企業としてしっかりした振る舞いをしていると考えられるそうで「Appleの最高とはなにか？」について考えを巡らしている人物だそうです。

元Appleのエンジニアリング担当バイスプレジデントMax Paley氏によれば、かつてはエンジニアリング部門が必要なものを決め、プロダクトマネージメント部門とサプライマネージメント部門が製品化するといった感じだったが、現在は、プロジェクトマネジメント担当とグローバルサプライマネジメント担当が出席するようになり、通常の企業体制に変わりつつあると語ったそうです。

また、Steve Jobs氏とは違い社内カフェで様々な従業員と一緒に食事もとるし、伝統的なグループミーティングは、陽気でフレンドリーな雰囲気に変わったとも伝えています。