東京モーターショー2009:日産「リーフ」のiPhoneコントロール
リーフ
2009年10月24日〜11月4日まで幕張メッセにて開催される「東京モーターショー2009」に行ってきました。
日産が発表した量産型ゼロ・エミッション車両「リーフ」を遠隔からモニタ・制御するシステムのデモに iPhone が利用されていました。
データセンターを経由し、自分の
リーフには標準装備として 日産が構築するデータセンターと常時通信する 通信ユニットを搭載する予定となっており、データセンターを経由して外部から車両のステータスを調査・参照出来るようになっています。
iPhone 内蔵の Safari で外部から LEAF を制御する
外部からLEAF用データセンターにアクセスする手段として現在計画されているのは Webブラウザを経由した Webアプリケーション。このために、iPhone では Safari を利用してアクセスする事になります。
東京モーターショーにて、動作していたデモ用サービスは [充電モニタ]・[充電操作]・[エアコン操作] の 3つ。
充電開始を手動でも設定出来る
[充電モニタ] は運転用内蔵バッテリーの充電残量を調べる画面。充電が不足している場合には [充電操作] によって充電を開始させます。
HTMLメールで非常にグラフィカルで分かりやすい通知が届く
充電の開始・完了などのアクションは データセンターよりメールにて通知されます。
[エアコン操作] は、プリウスなどでもサポートされた乗車前にエアコンを作動させて車内環境を快適にする プリエアコン機能。デモでは温度などは変更出来ずにプリセットされているだけでしたが、LEAF発表時には「このままプリセット温度まで調整するようにするか、外部から温度を指定出来るようにするか、それとも他の方法を取るかは検討中」という説明でした
これらの通信ユニットを利用した遠隔操作機能の利用コストについては、「どのようなビジネスモデルとするかは、これから検討し、LEAF発売までに正式発表する。」という事でしたが、「LEAFにとっては外部通信ユニットはオプションではなく「標準装備」なので、LEAFオーナーさまが広く、意識せずに利用出来るようにしたい」という目標を持っており、LEAFと共に開発を続けているそうです。




