2010年6月24日に名古屋の大須赤門通沿い、中公設市場南向側い側にオープンしたiPhone専門店「iLab Factory」に行ってきました。

以前は、加古社長が、金山の自宅兼工房で、ご夫婦で対応していたそうです。

始めた頃は同様のサービスを行っているショップは無かったので、１日２０〜３０台ほどのiPhone/iPod touchを修理していたそうです。

その後、スタッフも増え、修理だけでなく、アクセサリーやカスタムも行う専門ショップとしてオープンしたお店だそうです。

通常、ソフトバンクショップで、ガラスの軽度な割れ・ヒビ・傷だけでも、修理料金は22,800円しますが、iLab Factoryさんでは、iPhone 4のガラス＆デジタイザー交換で13,800円で修理交換をその場で行ってくれるそうです。

また、iLab Factoryさんは、ソフトバンクモバイルの代理店でもあるので、iPhone 4の新規＆機種変も行うことが出来るのが凄いです。

なお、お店の営業時間は、10:00-20:00（年中無休）ですが、修理受付は２４時間「0120-39-0602」にて受け付けているそうです。

お店の中には、iPhone、iPod touch、iPad用などのアクセサリーがたくさん販売されています。

これらのアクセサリーのほとんどは、加古社長が、中国などへの出張時に買い付けてくる１点物が多いそうです。

なお、iLab Factoryは、中国に事務所を開設し、オリジナルアクセサリーの開発も始めているそうです。

お店には、バラしたiPhone 3GSが展示されていて、iLab Factoryでは、ユーザー自身で修理交換を希望される方向けに、簡単な修理キットと合わせて部品パーツの販売も行っているそうです。

なお、iPhone 4は、iPhone 3GS同様に、ガラスとデジタイザーが剥がせない仕様だそうで、加えて、初代iPhone、初代iPod touch並みの組立工程のため、ガラス＆デジタイザーを取り外すためには、ほとんどバラバラにしなければならない難易度の高い仕様だそうです。

また、iPhone、iPod touchのフロントガラス、裏面側を塗装したパーツと交換するフルカスタムパーツ交換サービスも提供されています。

これにより、本体の色を変えることが出来るので、人気があるそうです。

お店の外には、iPhone 4のブラックと、まだ販売されていないホワイトの外側パネルが展示されていました。

よく見ると、ブラックは、プロトタイプで、製品版とは仕様が異なっている感じでした。

iLab Factoryでは、パーツが潤沢に準備できしだい、ブラックモデルをホワイトにチェンジするカスタムサービスも提供する予定だそうです。

工房では、さっそくiPhone 4のフロントガラスを割った方や、裏側のガラスを割ってしまった方からの修理が持ち込まれていました。

iPhone 4は、ガラス＆デジタイザーと液晶パネルとの隙間の高さが細密になっていて、ちょっとでも後ろから圧がかかると、虹滲みが出るそうで、iPhone 3GSと比べて、かなり組立工程の向上レベルが高くなっていることが分かったそうです。

iPhone 3GSでは、液晶ディスプレイパーツとして、LG製、東芝製、シャープ製など様々なバリエーションがあり、シャープ製の方がきれいだそうです。

iPhone 4では、LG製しか確認出来ていないそうですが、いずれシャープ製が出てきたら、きっとさらにきれいだろうとの事でした。

持ち込まれる修理の６割りがiPhoneで、４割りがiPod touchだそうです。ほとんどがガラス割れだそうですが、初代iPod touchとiPhone 3Gでは、ホームボタンの不良も多く、iPod touch (2nd generation)では、ヘッドフォンジャックの不良（片側しか聞こえない）といった症状も良く持ち込まれるそうです。

なお、iLab Factoryでは、iPod nano (5th generation)などの修理も受け付けているそうです。

また、修理交換出来る点を武器に、通常、不良品として買い取りしてもらえないiPhone/iPod touchの買い取りサービスを計画しているそうです。

とても気さくな加古社長は、名古屋出身ですが、以前は、沖縄でりんけんバンドのアジマァで働いていた時期があり、その時に、現在、AppleのSteve Jobs CEOのオフィス・シニアディレクターで、元リアルネットワークスの社長だった比嘉ジェームス氏と知り合い、Appleが日本でiTunes Storeを立ち上げる際に色々と尽力した経歴があるそうで、ねっからのApple好きなんだそうです。

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