ジャストシステムが発売を開始した日本語入力システム「ATOK 2009 for Mac」ですが、この最新版でも、辞書配信を自動化し、用語や表記ルールを共有支援する「ATOK Business Solution 辞書配信システム」への対応が行なわれていません。

その方法として、先日のブックフェアー 2009において、ジャストシステムが「株式会社TBS テレビ」の導入事例でも記載がある方法を紹介していました。

パネルにあるステップ１とステップ２は、ATOK Business Solution 辞書配信システムの作業を説明した内容で、ステップ３の方法が、ATOK 2009 for Macで行なう作業となります。

Automatorでサーバーに接続し、辞書ファイルをとりに行く作業を作成し、それをiCalで定期実行させることで可能だと説明していました。

ATOK 2009 for Windowsの場合、辞書ファイルのタイムスタンプを、ATOK Business Solution 辞書配信システムが監視していて、それによって辞書ファイルが置き変えられるのですが、その仕組みがMac版では難しいらしく、こうした暫定方法が紹介されていました。

本来ならば、ATOK 2009 for Macが対応していれば良いのですが。。