Appleの新型iPad「iPad Air 2」をチェックしてみました。

iPad Airと比べて、高さや幅は同じで、厚みが1.4mm薄くなり、iPod touch (5th generation)と同じ6.1mmとなりました。

また、重量もiPad AIrと比べて34g軽い444gとなり、9.7インチ液晶搭載iPadとして、最も軽いモデルとなっています。

新しく追加されたゴールド色は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plusと違い、上品で、もっとも美しいゴールドカラーだと思います。

裸で持ち歩きしたとしても、クール感は保持されると思います。

本体横の画面向きロック／消音スイッチが無くなり、登頂部にあったノイズキャンセリングマイクが、iSightカメラ側に移動していることが確認出来ます。

本体横のスイッチが無くなったことで、設定項目を確認すると、これまであった「本体横のスイッチの機能：」項目が無くなっています。

画面向きロックはコントロールセンター、消音はボリュームボタンか、コントロールセンターで音量調整スライダーを利用することになります。

iPad Airと並べて横から見てみると、縁のダイヤモンドカットラインが１段以上下がっていることがわかります。

iPod touch (5th generation)と同じ厚みになり、iPad Airと同じ大きさで、薄いにも関わらず、しっかりとした剛性感があります。

iPad AirのiSightカメラ回りを比べてみると、従来のiPadシリーズには、レンズ回りに、ボディとの隙間を埋めるボディと同色のリングが使用されていましたが、iPad Air 2では、隙間を埋めるリングパーツが無くなっています。

また、カメラの位置が4.36mm横にずれています。

iPad Air 2は、SIMトレイの位置が変更されており、iPad AIrと比べて上の方へと移動しています。

SIMカードは、従来と同様にnano-SIMカードを使用します。

iPad Airと底面部分を比べてみると、パンチ穴が２段から１段になり、１つ１つの穴が大きくなっていることが確認出来ます。

Lightningコネクタの位置は同じなので、多くのiPad対応Lightningアクセサリを、そのまま利用することが可能となっています。

新しく搭載された「Touch ID」は、従来のホームボタンと比較して、若干小さくなっています。

日本では、ロック解除、App Store認証、サードパーティ製対応アプリなどで便利に使えますが、アメリカでは「Apple Pay」が利用出来ます。

iPad Air 2とiPad Airを並べて、上から照明の明かりを反射させた状態で比べてみました。

iPad Air 2は反射防止コーティングが施されているため、紫がかった色に見えるのが確認出来ます。

太陽光・蛍光灯などの液晶画面への反射を低減しつつ、高透過率により、下側の液晶が鮮明になり、加えて、黒が締まり、色がはっきりします。

この、フルラミネーションと反射防止コーティングは、iMac (Late 2013)で採用済みです。

iPad Air 2では、同梱品が変更されていて、iPad (4th generation)から同梱されていた「Apple 12W USB電源アダプタ」ではなく、iPad mini 3、iPad mini 2と同じ「Apple 10W USB電源アダプタ」に変更されています。

10Wタイプは別売が終了しているため、予備として購入する場合は、12Wモデルを使用することになります。

アクセサリーは、iPad Air Smart Coverに関しては、従来モデルのが利用出来ますが、iPad Air Smart Caseに関しては、厚みが異なるため、iPad Air 2 Smart Caseしか利用出来ません。

iSightカメラの位置が横に4.36mmずれていて、マイク穴もあるため、厚みが大きいiPad Air用に納まるからといって利用しない方が良いです。

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