Appleが、2015年度第3四半期の決算報告を発表しています。当四半期の売上高は496億ドル、純利益は107億ドル、希薄化後の1株当り利益は1.85ドル。前年同期の業績は、売上高が374億ドル、純利益が77億ドル、希薄化後の1株当り利益が1.28ドルでした。売上総利益率は、前年同期の39.4%に対し39.7%となり、当四半期の米国市場以外の売上比率は64%だったと報告しています。

Appleは、2015年度第2四半期決算報告の中で、2015年度第3四半期の業績について、売上高として460億ドルから480億ドル、売上総利益率として38.5%から39.5%と予測していましたが、それ越える決算となっています。

当四半期中Appleは、4,796,000台のMacintoshを販売し、前年同期と比べ、9%の販売台数減増なります。当四半期のiPhone販売台数は47,534,000台で、前年同期と比べ、35%の販売台数増となります。当四半期のiPad販売台数は10,931,000台で、前年同期と比べ、18%の販売台数減となります。

昨年同期と比べて33%売上が伸びており、前四半期比では14％減となっています。

日本の売り上げは、円安/ドル高による為替調整が影響しているにも関わらず、昨年同期と比べて9％増となっています。

過去の同四半期と比較すると、Macintoshの場合、売上高は９％増となり、以前好調が続いています。

iPhoneの売上高は昨年同期よりも59％増加し、iPadの売上高は昨年同期よりも23％減少しています。

その他のiTunesとソフトウェアの売上は、AppleCareやApple Payライセンス料金などが含まれる「Services」という形式に変わっています。

昨年同期と比べて、12%増となっています。

前四半期から、Apple Storeにおけるサードパーティ製アクセサリーの売上を加えたアクセサリーの売上に、Apple TV、iPod、Beats製品が加わる「Other Products」という形式に変わっていますが、これにApple Watchが追加されています。

昨年同期よりも49%増となっています。

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