Appleが、2015年度第4四半期の決算報告を発表しています。当四半期の売上高は515億ドル、純利益は111億ドル、希薄化後の1株当り利益は1.96ドル。前年同期の業績は、売上高が421億ドル、純利益が85億ドル、希薄化後の1株当り利益が1.42ドルでした。売上総利益率は、前年同期の38%に対し39.9%となり、当四半期の米国市場以外の売上比率は62%だったと報告しています。

Appleは、2015年度第3四半期決算報告の中で、2015年度第4四半期の業績について、売上高として490億ドルから510億ドル、売上総利益率として38.5%から39.5%と予測していましたが、それ越える決算となっています。

当四半期中Appleは、5,709,000台のMacintoshを販売し、前年同期と比べ、21%の販売台数増となります。当四半期のiPhone販売台数は48,046,000台で、前年同期と比べ、22%の販売台数増となります。当四半期のiPad販売台数は9,883,000台で、前年同期と比べ、20%の販売台数減となったと報告しています。

昨年同期と比べて22%売上が伸びており、前四半期比で4％増となったようです。

中国の売上は99%増と大幅に躍進し、日本の売り上げは、昨年同期と比べて9％増となっています。

過去の同四半期と比較すると、Macintoshの場合、売上高は３％増となり、順調に伸びています。

iPhoneの売上高は昨年同期よりも22％増加し、iPadの売上高は昨年同期よりも20％減少しています。

MacとiPhoneの２つが好調で、iPadは苦戦していることが分かります。

その他のiTunesとソフトウェアの売上は、AppleCareやApple Payライセンス料金などが含まれる「Services」という形式に変わり、売上は昨年同期よりも10%増となっています。

Apple Storeにおけるサードパーティ製アクセサリーの売上を加えたアクセサリーの売上に、Apple Watch、Apple TV、iPod、Beats製品が加わる「Other Products」の売上は、昨年同期よりも61%増となっています。

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