Appleが、2016年度第1四半期の決算報告を発表しています。当四半期の売上高は759億ドル、純利益は184億ドル、希薄化後の1株当り利益は3.28ドル。前年同期の業績は、売上高が746億ドル、純利益が180億ドル、希薄化後の1株当り利益が3.06ドルでした。売上総利益率は、前年同期の39.9%に対し40.1%となり、当四半期の米国市場以外の売上比率は66%だったと報告しています。

Appleは、2015年度第4四半期決算報告の中で、2016年度第1四半期の業績について、売上高として755億ドルから775億ドル、売上総利益率として39%から40%と予測していましたが、その予想範囲内に納まる結果となったようです。

当四半期中Appleは、5,312,000台のMacintoshを販売し、前年同期と比べ、4%の販売台数減なります。当四半期のiPhone販売台数は74,779,000台で、前年同期と比べ、0%の販売台数増となります。当四半期のiPad販売台数は16,122,000台で、前年同期と比べ、25%の販売台数減となります。

昨年同期と比べて2%売上が伸びており、前四半期比で47％増となったようです。

日本の売り上げは、円安/ドル高の中で、昨年同期と比べて12％減とマイナスに転じました。

過去の同四半期と比較すると、Macintoshの場合、売上高は昨年同期と比べて３％減となり、好調だったMacがマイナスに転じています。

iPhoneの売上高は昨年同期と比べて1%増となり、iPadの売上高は昨年同期よりも21％減少しています。

その他のiTunesとソフトウェアの売上は、AppleCareやApple Payライセンス料金などが含まれる「Services」という形式に変わっています。

昨年同期と比べて、26%増となっています。

Apple Storeにおけるサードパーティ製アクセサリーの売上を加えたアクセサリーの売上に、Apple TV、iPod、Beats製品が加わる「Other Products」は、昨年同期よりも62%増となっています。

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