Appleが、2017年度第1四半期の決算報告を発表しています。当四半期の売上高は784億ドル、純利益は179億ドル、希薄化後の1株当り利益は3.36ドル。前年同期の業績は、売上高が759億ドル、純利益は184億ドル、希薄化後の1株当り利益は3.28ドルでした。売上総利益率は、前年同期の40.1%に対し38.5%となり、当四半期の米国市場以外の売上比率は64%だったと報告しています。

Appleは、2016年度第4四半期決算報告の中で、2017年度第1四半期の業績について、売上高として760億ドルから780億ドル、売上総利益率として38%から38.5%と予測していましたが、その予想範囲を超えたことになります。

当四半期中Appleは、5,374,000台のMacintoshを販売し、前年同期と比べ、7%の販売台数増となります。当四半期のiPhone販売台数は78,290,000台で、前年同期と比べ、5%の販売台数増となります。当四半期のiPad販売台数は13,081,000台で、前年同期と比べ、19%の販売台数減となります。

昨年同期と比べて3%売上が伸びており、前四半期比で67％増となったようです。

日本の売り上げは、昨年同期と比べて20％増となりました。なお、中国の売上は、昨年同期と比べて12％減となっています。

過去の同四半期と比較すると、Macintoshの場合、売上高は昨年同期と比べて７％増となり、MacBook Pro (Late 2016) が好調だったことを伺わせます。

iPhoneの売上高は昨年同期と比べて5%増となり、iPadの売上高は昨年同期よりも22％減少しています。

その他のiTunesとソフトウェアの売上は、AppleCareやApple Payライセンス料金などが含まれる「Services」という形式に変わっています。

昨年同期と比べて、18%増となっています。

Apple Storeにおけるサードパーティ製アクセサリーの売上を加えたアクセサリーの売上に、Apple TV、iPod、Beats製品が加わる「Other Products」は、昨年同期よりも8%減となっています。

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